北欧の旅 20 ~森の墓地~

若き建築家アスプルンドとその友人が、25年もの歳月をかけて完成させた「森の墓地」。

十字架、礼拝堂、火葬場、調度品にいたるまでアスプルンドのデザイン。

1994年、20世紀以降の建築物としては初めて世界遺産に登録されたそうです。

日本と違って、お供えの花は切り花では無く苗物で、一区画ずつが小さなお庭のようになっていたり

厚い塀にプレートがコンスタントに掛けられいるようなお墓、森の中ではよく映画にでてくるような

十字架のお墓もありました。

森にほどんど手を加えることなく設計したようですが、この楡の木のある小高い丘はもともと無かったようです。

名前からして、時間を割いていくべきところなのかどうかわかりませんでしたが

各建築物の扉や柱を観たり、

高木の中を歩いてさわさわと葉がゆれる音を感じたり、

独特の雰囲気で、行って良かったです。